雑学

都道府県名の由来(北海道・東北地方・甲信越地方編)

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日本には47の都道府県がありますが、その名の由来に興味を持ったことはないでしょうか。
普段何気なく書いている自分の住所には驚くようなエピソードがあるのかもしれません。
ここでは、都道府県の名前の由来を一つずつご紹介していきます。

 

北海道

 

摩周湖や知床などの神秘的な自然や先住民が使用していたアイヌ語が数多く残る土地である北海道の名付け親は幕末の探検家である松浦武四郎といわれています。松浦が意見書として提出した、「日高見・北加伊・海北・海島・東北・千島」の6つの道名候補のうち、北加伊道の「加伊」を「海」に変更して「北海道」になったとされています。
「道」というのは、古代の日本において、五畿七道というように広い地域を表す言葉(東海道・中山道などの五街道とは異なるものです。)でした。
五畿七道には、都に近い5つの国と、複数の国からなる東海道・東山道・北陸道・山陰道・山陽道・南海道・西海道の7つの道(地域)がありました。
北海道が「北海道」と命名された際にも、北海道の中に11の国が制定されたため、その11の国を七道のように一つの地域として「道」と呼ぶようになったようです。

 

 

 

 

青森県

 

りんごやねぶた祭りが有名で、ゴルゴダの丘で処刑されずに日本に渡来してきたキリストの墓があると言われている青森県ですが、「青森」という地名は、江戸時代前期に、弘前藩が現在の青森市に港町の建設を始めた時に名付けたもののようです。当時は、青い森があり、港に入る目印になっていたようですが、残念ながらその森は現在は残っていません。

 

 

 

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秋田県

 

神の使い「なまはげ」の住む街、秋田県は古くは日本書紀に「齶田(あぎた)」や「飽田」(あきた)の名で見られ、続日本紀(733年)には、すでに「秋田村」の名が見られます。
その語源は、「アイタ」という、「アイ」は湧き水、「タ」が場所を示す言葉が変化したという説や低湿地帯を示す「飽田」が訛ったという説などがあると言われています。

 

 

 

 

岩手県

 

数々の妖怪伝説が残る岩手県ですが、岩手という地名の由来は、盛岡市に三ツ石神社に鬼の手形が残る岩にあります。この岩は、その昔、火山の噴火時に落ちてきたとされる3つの大石で、神様が宿っているとされ「三ツ石様」と呼ばれて人々の信仰を集めていました。あるとき、「羅刹鬼」という鬼が悪事を働き、困り果てた人々が「三ツ石様」にお願いしたところ、神様がそれに応え、その大石に羅刹鬼を縛り付けたそうです。羅刹鬼は降参し、二度と悪さをしないという証として大石に手形を押して逃げ去った、という伝説から岩手という言葉ができ、それが県名になったようです。
さすが、妖怪伝説が数多く残る土地だけあって、県名の由来も妖怪がらみなんですね。

 

 

 

 

宮城県

 

日本三景のひとつ「松島」があり、独眼竜伊達政宗の本拠地である宮城県ですが、「みやぎ」という言葉は、奈良時代に設置された朝廷の出先機関である「宮宅(みやけ)」と呼ばれていたものが訛って「みやぎ」に変化したという説が有力です。

 

 

 

 

山形県

 

さくらんぼと芋煮が有名な山形県は、山のある方角という意味の「山方」が当て字で変化して「山形」になったと言われています。

 

 

 

 

福島県

 

喜多方ラーメンや会津ソースカツ丼が美味しい福島県は、県のホームページで、「福島」の由来は不明であると紹介しています。
しかし、伝説集である「信夫伊達風土記」には、信夫郡(現在の福島県に当たる陸奥国・岩代国にあった郡)は昔、見渡す限りの湖で真ん中に信夫山があり、この山には吾妻おろしという季節風が吹きつけていたため、吹島(ふくしま)と呼ばれるようになった、というように紹介されています。

 

 

 

 

山梨県

 

風林火山でおなじみの「武田信玄」の本拠地で、ぶどうや桃、さくらんぼなどの果樹栽培が有名な山梨県です。「山梨」の由来は、果物のヤマナシがたくさん採れたことや、山をならして平地にした「山ならし」からきているなどたくさんの説があるようです。
ちなみにこのヤマナシ、現在販売されている幸水や豊水などの栽培品種の先祖だそうです。

 

 

 

 

長野県

 

信州そばや戸隠そばが有名で、そば職人の多い街長野県は、その名の通り、「長い野」という意味だそうです。長野市を中心とした盆地である長野盆地は、古くから善光寺平と呼ばれ、千曲川流域一帯のことを指すようです。

 

 

 

 

新潟県

 

近年では「泳ぐ宝石」と呼ばれる錦鯉の養殖が盛んで、世界中からバイヤーが買い付けに訪れる新潟県ですが、その地名は、戦国時代にすでに見られており、上杉謙信が書いた手紙の中にも「新潟」の文字を見ることができます。当時の資料に、蒲原、沼垂という湊町が出てきますが、「新潟」はそれらと比べて新しいという意味だと考えられています。

 

 

 

 

 

ここまで、北日本の都道府県名の由来をご紹介してきました。
地形に由来するもの、伝説に由来するものなど様々でした。もともとの言葉から訛った言葉になったというのは、訛りの強い東北地方ならではかもしれません。
次回は、関東・中部・関西地方をご紹介いたします。

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かっつん

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はじめまして、かっつんです。 京都在住30代 このブログでは、様々な趣味や雑学の情報を発信しています。
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