雑学

都道府県名の由来(中国地方・九州地方編)

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日本には47の都道府県がありますが、その名の由来に興味を持ったことはないでしょうか。
普段何気なく書いている自分の住所には驚くようなエピソードがあるのかもしれません。
ここでは、都道府県の名前の由来を一つずつご紹介していきます。

 

鳥取県

鳥取県は、神話「因幡の白うさぎ」の舞台となった土地です。鳥取市内には白兎という地名が残っているようです。また、鳥取は砂丘が有名で、「鳥取砂丘」は観光可能な砂丘としては日本最大です。なお、一般に立ち入れないものも含めると青森県の猿ヶ森砂丘が日本最大の砂丘のようです。
「鳥取」という地名は、「因幡国邑美郡鳥取郷」という古代の郷名が中世、近世、そして近代へ受け継がれてきたものですが、大和朝廷に直属していたといわれる職業集団の一つの名称である「鳥取部(ととりべ)」という民族がいたのが、郷名の由来と言われているそうです。

 

島根県

10月の異称を「神無月」といいますが、それは全国の神々が10月に出雲大社に集まるため、諸国から神がいなくなるためと言われています。しかし、出雲大社のある島根県だけは「神在月」と言われています。
島根県の地名は地形から生まれたものと言われています。かつて「シマ」という言葉も「ネ」という言葉も岩を意味する言葉として用いられていました。そのため、岩礁になっている岩が多い地形を指す地名として「島根」という言葉が生まれたと考えられています。

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岡山県

桃太郎発祥の地として白桃やきびだんごが有名ですが、近年ではバイオテクノロジーを活用した医薬品や、IT情報通信などの産業なども注力しており、岡山県に本社を置く上場企業、非上場企業は地方都市ながら非常に多いのです。
岡山県の地名の由来は、岡山城の築城に由来しています。安土桃山時代に宇喜多秀家が新たに城を築城する際に、城の本丸と天守閣を気付いた場所が小さな丘になっており、「岡山」という名でした。
そのことから、新城は岡山城と名付けられ、地名としての「岡山」が誕生したようです。

広島県

広島といえば、世界遺産にも登録された宮島の厳島神社や原爆ドーム、うさぎが多く生息している大久野島など、見どころのある観光地がたくさんある県です。広島風のお好み焼きや牡蠣など、美味しいものもたくさんあります。
「広島」という地名は、安土桃山時代に毛利輝元が広島城築城の際に命名したと言われています。
毛利氏の祖先である大江広元の「広」と、この地の戦国時代の武士福島元長の「島」を合わせたものや、広くデルタの島々が合わされたという自然の地の形に由来するものなど、諸説あるようです。

山口県

山口県は多くの政治家を輩出した県です。初代内閣総理大臣の伊藤博文を始めとする9人の首相経験者を排出しています。桂小五郎や吉田松陰、高杉晋作などの幕末の志士を多く排出した土地でもあります。
「山口」の地名は、鎌倉時代中期に東鳳翩山(ひがしほうべざん)の入り口周辺の地域を「山の入口」という意味で「山口」と呼んでいたものがそのまま残ったようです。

福岡県

福岡県は、九州の玄関口として大変栄えている都市です。福岡には、モツ鍋、水炊き、博多ラーメン、明太子、さらには玄界灘の魚介類と美味しいものが大変多く、2泊3日程度では味わいきれないほどです。
県名の由来は、黒田長政が福岡城を築城した際に、城の名前を自身の出身地である備前国福岡庄(現在の岡山県瀬戸内市長船町福岡)にちなんだことによるようです。

佐賀県

佐賀県は、唐津・伊万里・有田と古くから陶磁器の産地として有名で、日本の磁器の発祥は、伊万里・有田と言われています。
「佐賀」の地名は古代から郡名として用いられており、『風土記』に「佐嘉」として残っています。「佐賀」の由来は諸説あるようで、ヤマトタケルノミコトが「この国は栄の国(さかのくに)と呼ぶがよい」と言ったという『肥前国風土記』の記述の「さか(栄)」が転じて「さが」になったという説、「砂州」や「低湿地」を意味する「すか」が変化して、「さが」になった説など他にも複数あるようです。

長崎県

長崎県には、現存する日本最古の教会で、国宝の大浦天主堂や南蛮貿易の舞台であった出島やグラバー園、他にもレジャー施設である長崎ハウステンボスなど、様々な観光スポットで溢れた県です。
長崎県の由来は、長崎の地を治めた長崎氏の姓にちなんでいるという説がありますが、根拠となる資料は残っておらず、「長崎」の姓は「長い岬」という意味で地形に由来するため、地名も同様に、「長い岬のある地」として考えるのが妥当と言われています。

熊本県

熊本県には、阿蘇山という火山があり、火口見学の出来る活火山として人気の観光スポットになっています。グルメでも、からし蓮根や馬肉料理、太平燕など、美味しいものに事欠きません。
熊本の「クマ」という言葉は、低地と高地が入り組んだ地形がクマと呼ばれていたとする説や曲がりくねった川の事をクマ(曲)としたという説があり、もとは「隈本」と書かれていたそうです。これを熊本城築城の際に加藤清正が、「隈」という漢字が持つ、すみっこなどを意味する言葉を嫌ったことや、「隈」という漢字の中に「畏」という、おそれる、かしこまるという意味があったことから、雄々しい雰囲気を持つ「熊」という漢字に改称されたようです。

大分県

大分は、別府や由布院など国内でも有数の温泉地を持つ県として知られています。
「大分」という地名は、「豊後国風土記」にその由来が記載されています。天皇が大分の地に来た際に「広大なる哉、この郡は。よろしく碩田国(おおきた)と名づくべし」とし、これがのちに”大分”と書かれるようになったと以前は言われていたようですが、実際の大分平野は広大とは言いがたく、むしろ地形は狭く複雑であり、「多き田(おおきた)」が「大分(おおいた)」に転じたというのが最近の定説です。

宮崎県

宮崎県は以前、その南国的な雰囲気から新婚旅行のメッカとなっていたようです。サーフィンするのに最適な環境が多く、県外から多くのサーファーが訪れているようです。
「宮崎」の由来は、「宮」が文字通り「神社(神宮)」を指しており、「崎」は「前(さき)」のことであり、「宮前」が語源になっていると言われています。「宮」にあたる神社は、宮崎神宮や奈古神社と言われているようですが、諸説あるようです。

鹿児島県

鹿児島県には、活火山で有名な桜島があり、いまもなお頻繁に噴火を繰り返しているため、鹿児島県の天気予報には、天気予報ならぬ降灰予報まであります。
古くは桜島のことを「鹿児島」と呼んでいたようですが、野生の鹿の子が多く生息していたからという説や、火山を意味するカグという言葉からという説など、様々な由来が伝わっているようです。

沖縄県

沖縄県は、九州からも離れた土地柄やその歴史などによって、日本本土とは全く異なる文化を有するとても魅力のある県です。
例年、旅行に訪れる観光客は非常に多く、国内最高のリゾート県となっています。
その沖縄県の由来ですが、「おき」という言葉は、文字通り「沖」を意味し、「なわ(なは)」は「漁場」を意味する「なば」のことで、「沖合にある漁場」という意味という説が有力視されています。

今回が都道府県名の由来シリーズ最終回でした。
神話に由来するもの、その土地の地形や特徴からのもの、言葉がなまったものなど、県によって由来が様々でした。
また、古いものでは古代からある地名が使用されていて、その歴史にロマンを感じるものもありました。
今回は都道府県名の由来を調査しましたが、あなたの住む街の名前ももしかすると、特別な由来があるのかもしれません。
ぜひ、一度調べてみてはどうでしょうか。

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かっつん

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はじめまして、かっつんです。 京都在住30代 このブログでは、様々な趣味や雑学の情報を発信しています。
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